世界美術館巡り旅

世界の美術館・旅行・画家・絵画の情報共有サイト

カテゴリ:フランス寄り道 > ノルマンディー地方寄り道

 2019年7月にフランス ノルマンディ地方観光後、パリ経由でオーストリア ウィーンに移動しました。モネの家と庭を観光した翌朝7時半頃にホテルをチェックアウトして、ヴェルノン・ジヴェルニー駅に徒歩で向かいました。駅で二等車(自由席)のパリ・ラザール駅までの切符を買いました。通勤客が駅に集まってきましたが、ホームで並ぶという程の混雑ではありませんでした。
  ヴェルノン・ジヴェルニー駅のホームで列車の到着を待った
DSCN0427
 列車が到着して乗り込みました。思ったよりは混んでいましたが、十分座れました。
車窓からセーヌ河畔を望む
DSCN0428
 パリ サン・ラザール駅に1時間弱で到着し、RERの乗り換えでパリCDG空港行こうと地下のRER駅に向かいました。駅への入り口にフェンスがあり、職員が数人立っていました。職員に「RERでマジェンタに行ってCDG空港行きのRERに乗り換えたい。」というと、「マジェンタへ行くRER E1線は止まっている。」との事でした。何回かやり取りをして「最終的にCDG空港へ行きたい。」を理解してもらった所、「地下道を通った先に地下鉄の駅がある。地下鉄でシャトレ駅に行って、そこでRERに乗り換えろ。」と言われました。時間的に余裕があったので、それに従ってパリCDG空港に向かいました。パリCDG空港のT-2駅に到着して、乗機予定のオーストリア航空がどのゲート・ターミナルか探しましたが、3時間強前なので掲示板に出ていませんでした。飛行機のチケットを職員に見せると、T-2でチェックイン出来ることが分かりました。オーストリア航空のチェックインカウンターに行くと、中国人の観光客が一杯でした。並んだのですが前に全然進みませんでした。チェックインが1時間で出来るか、2時間になるか心配になりました。その後チェックイン窓口が増やされ、結局30分強でチェックインが終わりました。安全検査を済ませ、出発ゲートに行きました。
乗機したオーストリア航空の機体
DSCN0429
ウィーン行きの飛行機で自撮り
DSCN0430
ウィーン近郊の上空写真
DSCN0431
 ウィーン国際空港に到着後、節約して(4.4ユーロで)S7線(在来近郊電車)でウィーン・ミッテ駅に行きました。この切符は地下鉄への乗り換えが1回出来たので、地下鉄U4線で宿泊ホテルのあるケッテン・ブリュッケン・ガッセ駅に向かいました。地下鉄列車が到着駅の一駅前のカールスプラッツで止まってしまいました。乗り継ぐ地下鉄も来そうな様子がありませんでした。ホームに出て職員に聞くと、「カールスプラッツ以西(以南)のU4線は廃線になった。カールスプラッツの先はバス振替輸送で行ってくれ。」との事でした。5年前には地下鉄で行ったのですが、今回はバスで行くことになりました。何とかケッテン・ブリュッケン・ガッセへ行き、そこから徒歩でホリディイン・ウィーン・シティ・センターに行きました
ホリディイン・ウィーン・シティ・センター前で記念撮影
DSCN0433
 5年前にウィーン観光した時にも、このホテルに宿泊しました。チェックインの際に「5年前にも宿泊していますネ。お帰りなさい。」と言われました。些細なことですが、嬉しい出来事でした。

 2019年7月にフランス ジヴェルニーにある「モネの家と庭」に行きました。前回の投稿でモネの家を主に紹介しました。今回は庭を中心に紹介します。
 モネの家を観光した後、モネの家の前の庭を観光しました。西洋風の庭園でした。完璧に手入れされた庭園というよりは、大きい個人の庭で自然にある程度任せているという感じでした。
モネの家の前の中庭
DSCN0400
モネの庭で記念撮影
DSCN0403
モネの家の中庭花壇
DSCN0399
庭のベンチで一休み
DSCN0404
 モネの家の前の中庭を散策した後、トンネルを潜って日本庭園に行きました。
日本庭園内の小川と竹林
DSCN0407
竹林の間の小川の水藻
DSCN0408
睡蓮の池
DSCN0409
太鼓橋の上で記念撮影
DSCN0410
睡蓮の池
DSCN0412
小川の脇のベンチで休憩しながら自撮り
DSCN0414
睡蓮の池を背景に記念撮影
DSCN0415
もう一つの太鼓橋でも記念撮影
DSCN0418
小川の睡蓮
DSCN0420
 日本庭園は日陰も多く、ベンチも所々ありました。場所を選べば、のんびりと過ごせる雰囲気でした。モネの睡蓮の絵の多くが、この庭で描かれたのでしょう。午後3時過ぎにはほぼ満足して、駐車場のトロッコ・シャトルに向かいました。早めに行ったおかげで、トロッコ・シャトルにもスムーズに乗り込めました。
トロッコ・シャトルがセーヌ川の橋を渡って帰る
DSCN0421
 ヴェルノン・ジヴェルニー駅に到着後、ホテルに向かいました。途中の広場でマーケットを見かけました。
ヴェルノンのマーケットで記念撮影
DSCN0424
ヴェルノンのマーケット
DSCN0426
 野菜や果物が安そうでしたが、量が多くて我々には不向きでした。近くのスーパーマーケットへ行って、缶ビールとパン・ハム・ベビーリーフ等を買ってホテルに戻りました。

 2019年7月にフランス ジヴェルニーの「モネの家と庭」を観光しました。今回は入館と家の情報・写真を投稿します。インターネットの事前調査で、「当日チケットを買おうとすると1~2時間並ぶ覚悟が必要。インターネットで事前にチケットを購入すれば、別の入り口から入館できる。」との情報を得ました。この情報に従い、予定日の午後(午後1時30分以降入館)のチケットを購入しました。当日は、入館時間前にチケット購入+入館の様子を見に行きました。
正午過ぎの「モネの家と庭」チケット売り場に並ぶ人の列
DSCN0384
 建物の陰に百人以上の観光客が並んでいました。チケットを買うのに手間取っているようで、列は殆んど進んでいませんでした。暑い中で1~2時間並ぶ覚悟が必要でした。「チケットを事前に買ってきて良かったー。」とツクヅク思いました。この列の後方に戻ると細い道に入る角がありました。
角にあった従業員用出入り口
DSCN0383
 この写真の左側に進むとチケット購入者の列の最後尾に行きつきます。従業員出入口の脇に、「グループ(入館者)の入り口は⇒(こちら)」の表示がありました。この細い路地を進むと、「グループとチケット購入済の人用入り口」がありました。
グループ用入り口
DSCN0382
 入り口を入り事前購入済チケットを見せると、「ここから入れる。午後1時30分(30分後)以降に来てください。」と言われました。後から来た個人客は同じように午後の部(午後1時30分)まで待ちました。日陰とベンチがあったので、比較的楽に待つことが出来ました。
入館口で記念撮影
DSCN0385
 入って左に行くとモネの家とその前庭(西洋風の庭)があります。右はトンネルで道を潜って、日本風庭園(睡蓮のある池)へ行けます。午後1時30分に入れて貰えて、左に進みました。
前庭を通して見えたモネの家
DSCN0387
モネの家の前庭側出入口
DSCN0388
モネの家入り口で記念撮影
DSCN0390
モネの家一階の窓
DSCN0391
壁に飾られた浮世絵
DSCN0393
これ以外にも多数の浮世絵が飾られていました。浮世絵好きの妻は大喜びでした。
モネの家二階の窓
DSCN0394
モネの家台所の暖炉とレンジ
DSCN0397
台所の窓
DSCN0396
 中国系と韓国系の観光客が沢山いました。日本人は予想以上に少なかった。庭を歩いても中国系の観光客が多かった。

 2019年7月にフランス ジヴェルニーに行きました。ジヴェルニー印象派美術館が夏休み休館だった為入館できず、前の道を北に歩いてモネの墓のある聖ラドゴンド教会に向かいました。10分ほど歩くと右手に小さい教会がありました。それが聖ラドゴンド教会でした。
聖ラドゴンド教会前景(Wikipediaから)
Giverny_eglise mone wiki
聖ラドゴンド教会に入る門の前で記念撮影
DSCN0379
教会右側脇の坂道を上がっていくと、途中にクロード・モネの墓がありました。
クロード・モネの墓
DSCN0374
クロード・モネの墓の前で記念撮影
DSCN0373
坂の上の墓地から見下ろした聖ラドゴンド教会
DSCN0375
 教会の中には自由に入れました。
聖ラドゴンド教会の祭壇
DSCN0376
聖母子のステンドグラス
DSCN0378
聖ラドゴンドのステンドグラス(Wikipediaから)
-Giverny_vitrail_sainte_radegonde wiki
 小さな教会でしたが、静かで厳かな雰囲気でした。ジヴェルニー村の昔からあった教会なんでしょう。「モネの家と庭」午後の入館時間(午後1時30分)にはまだ1時間近くありましたが、教会を出て「モネの家と庭」目指しました。道の端にはレストラン・カフェと土産物屋が何軒かありました。暑い夏の正午過ぎで、ビールを飲んでいる観光客も多くいました。ビールを飲みたいという気持ちもありましたが、その後に暑い中を歩くのが辛いと思い我慢しました。

 2019年7月にジヴェルニーの「モネの家と庭」に行きました。「モネの家と庭」はクロード・モネ晩年の住居で、現在は公開されています。前日にル・アーヴルとオンフルールを観光して、ルーアンに宿泊していました。ジヴェルニー観光の翌日は、パリCDG空港経由でオーストリアのウィーンに移動予定でした。ルーアンに連泊してジヴェルニーへは日帰り観光するか、ヴェルノン・ジヴェルニー駅近くに宿泊して観光するか迷いました。移動時間と運賃が節約できる「ヴェルノン・ジヴェルニー駅近くのホテル宿泊」を選びました。
 当日はルーアン駅を午前8時12分に出発して、午前8時49分にヴェルノン・ジヴェルニー駅へ到着しました。
ルーアンからヴェルノン・ジヴェルニー駅へ移動中に自撮り
DSCN0344
 当日はキャリーケースを持っていたので、駅から徒歩15分程のホテルに行って預かってもらうことにしました。ヴェルノンは小さな町で、行き先表示などはほとんどありませんでした。地図を見せたりホテルの名前を言ったりで、途中二度ほど道を尋ねて何とかホテルに到着しました。
宿泊したオテル・ノルマンディ
DSCN0348
オテル・ノルマンディの玄関で記念撮影
DSCN0347
 午前10時前だったのでチェックインは無理で、荷物を預かってもらいました。身軽になって、再度ヴェルノン・ジヴェルニー駅に戻りました。観光案内書によると、約1時間後の午前11時15分発のジヴェルニー行きシャトルバスがある筈でした。
ヴェルノン・ジヴェルニー駅正面
DSCN0349
ヴェルノン・ジヴェルニー駅入り口で記念撮影
DSCN0351kai
 まだ時間がありましたが、観光案内書を思い出しながらシャトルバス乗り場に行ってみました。
駅前から見たシャトルバス乗り場方向
DSCN0353
 バスの後ろ姿が見える辺りに乗り場がある筈でした。そこへ行ってみました。
シャトルバス乗り場
DSCN0354
ジヴェルニー行きシャトルバス
DSCN0355
発車30分前にはシャトルバスが1台来ました。結局2台来て、パリから来る列車からの乗客を待つようでした。妻が待っている駅前まで、一旦戻りました。すると蒸気機関車を模したトロッコ・シャトルが停車していました。
ジヴェルニー行きのトロッコ・シャトル
DSCN0352
 往復で8ユーロとシャトルバスより1ユーロ安い料金設定で、発車時間もシャトルバスのそれの10分前でした。興味をひかれたのでトロッコ・シャトルを背景に交代で写真を撮っていたら、運転手兼切符売りのお兄さんが「二人の写真を撮ってあげよう。」と近づいてきました。そこで撮影をお願いしました。
トロッコ・シャトル背景に記念写真
DSCN0359
 そこまでされたら乗るしかないと思い、往復料金を払って一番で乗りました。我々が「呼び水になった」というかサクラになったというか、その後続々と客が乗り始めました。発車10分前には満席になり、乗れない客はシャトル・バスの方に行きました。
トロッコ・シャトルの席で自撮り
DSCN0360
 シャトルバスより視線が低いのとガラス越しでもありません。車幅が狭いので細い道を走りました。
トロッコ・シャトルから見たヴェルノンの街
DSCN0361
トロッコ・シャトルから見えた古い建物
DSCN0362
トロッコ・シャトルはセーヌ河の橋を渡った
DSCN0363
ジヴェルニーの駐車場に到着
DSCN0365
 帰りのトロッコ・シャトルも発車30分前に行って到着を待って、到着早々に乗車しました。発車10分前には満席になってしまい、それ以降の乗客は次の(1時間後の)トロッコ・シャトルを待つ事になりました。早めに行って乗車することが肝要です。

↑このページのトップヘ