世界美術館巡り旅

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カテゴリ:アメリカ寄り道 > 中部寄り道

 2018年6月にクリーヴランドを観光して最後に、ユークリッド・アヴェニュー周りを歩いてみました。通りの北側にオールド・アーケード(THe Arcade)がありました。1930年頃に建てられた全米初のアーケード(パリのガレリアに対応するのか)だそうです。ガラス屋根を持った商店街のイメージでしょうか。経営不振に陥って、建物はハイアット・リージェンシーに買収されたようです。内部に入ったら、地下階が高級そうなレストランになっていました。チョット期待とは違って、戸惑いました。ホテルの職員が階段に立っていて、私のような他所者に「下はホテルのレストランです。」と説明していました。地上階や入り口近くにはお店がありましたが、高級ブティックや高級チョコレートの店ばかりでした。高級ホテルのショップ・フロアーという感じで、庶民的服装の観光者(私)には居心地が悪い雰囲気でした。
オールド・アーケードのユークリッド・アヴェニュー側前景
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オールド・アーケードの入り口(公式HPから)
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オールド・アーケード内部の様子(公式HPから)
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この写真だと地下階はホテルのロビーの感じですが、私が行ったときは格調の高いレストランのレイアウトでした。カメラの方向の差か、予約があるとレストランのレイアウトに変更するのか?
オールド・アーケード内部の別写真(公式HPから)
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オールド・アーケードでのウエディング・パーティーの写真(公式HPから)
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行ったのが日曜日夕方だったので、パーティーの予約が入っていたようです。オールド・アーケードを出てユークリッド・アヴェニューを渡った斜め前に、5番通りアーケードがありました。日曜日夕方で閉店が多かったのですが、アーケードの中を見て回りました。
5番通りアーケード(公式HPから)
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公式HPを見ると、店とレストラン・カフェが夫々20~30件あるようです。ショーウインドーの飾りつけの地域差を見るのが趣味なので、何店か写真を撮りました。紹介します。
床屋さんのショーウインドー
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バーバー・ショップの表記がないと、何のお店か分かりません。
手作り品の店
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石鹸や健康志向品など、雑多なものを売っているようです。
ペットショップ
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キルトの店
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スコットランドの服飾品を販売しているようです。
紳士服のブティック?
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ハンドメイドのインテリア用品店
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ヨーロッパの凝った飾りつけのショーウインドーとは違い、店先をちょっとだけ飾り付けてあるという感じでしょうか?

 2018年6月 クリーヴランド美術館鑑賞後、ダウンタウン中心部から徒歩でロックンロールの殿堂に行きました。
 1960年頃クリーヴランド地元ラジオ局のDJが「リズム・アンド・ブルース」の曲を「ロックンロール」と呼び始めました。それが全米に広がったのがロックンロールの誕生話だそうです。それを記念して、ロックンロールの殿堂が造られたようです。
 ダウンタウン中心部から北に歩くと、ロックンロールの殿堂が見えてきました。
ロックンロールの殿堂の遠景
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日没時のロックンロールの殿堂前景(公式HPから)
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訪問時は「ロング・ライヴ・ロック」の赤い看板が立っていました。
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看板の前で記念撮影
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 敷地の端に、オハイオ州歴史協会の「ロックンロール誕生の地」表示看板がありました。
ロックンロール誕生の表示
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ロックンロールの殿堂の玄関近くの前景
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ロックンロールの殿堂の玄関ホール
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吹き抜けホールの中には人が一杯でした。クリーヴランドで一番の混雑でした。ロックの音楽が流れていました。内部の様子を公式HPの写真で紹介します。
ロックンロールの殿堂内部の様子(公式HPから)
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ロックンロールの殿堂展示の様子(公式HPから)
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ロックンロールの殿堂前庭のステージ
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このステージで時折コンサートが開かれるようです。
ロックンロールのコンサート(公式HPから)
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夜の露店ワゴン車(公式HPから)
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アメリカ人はロックが好きなんですネ。クリーヴランドで一番の混雑でした。

 2018年6月 クリーヴランド美術館とクリーヴランド現代美術館を訪問した後に、ヒストリック・リトル・イタリーに行ってみました。その後メトロと振替バスでダウンタウン中心部に戻りました。ロックンロールの殿堂に向かう途中で、大きなスタンプのオブジェを見かけました。それも紹介したいと思います。
 クリーヴランド現代美術館から東方向に徒歩5分ほどで、メトロのリトル・イタリー駅に着きました。元来はメトロのリトル・イタリー駅経由で来る予定でしたが、バスでクリーヴランド美術館に来ました。
メトロのリトル・イタリー駅
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後ほどここからメトロに乗りましたが、無人駅でした。
ヒストリック・リトル・イタリーに向かう道の落書き
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ヒストリック・リトル・イタリーに向かう道のイタリア風教会
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ヒストリック・リトル・イタリーの街並み
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 予想より小規模な街並みでした。公式HPで調べると、レストラン・カフェと商店が夫々20軒くらいあるようです。戦前は住民のほとんどがイタリア系移民だったようですが、最近はアジア系の住民が増えているようです。
イタリア風ブティックのショウウィンドウ
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 小規模だったので、早々にダウンタウン中心部に戻りました。リトル・イタリー駅からメトロに乗ったのですが、途中の駅で車両が止まってしまいました。乗客は降ろされて駅前に止まっていた振替バスに乗せられました。
日曜日のメトロ車内
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日曜日のせいか、乗客は車両当たり2~3人しかいない状況でした。ダウンタウン中心部付近の4駅にはメトロ 4路線が並行して走っていました。日曜日はこの区間を止めて、バス振替でコスト削減図っているようです。4駅の両端の駅の直行振替バスでした。途中の二駅は歩いて行けということかと思われます。
 ダウンタウン中心部からエリー湖湖岸のロックンロールの殿堂に徒歩で向かう途中、大きなスタンプのオブジェを見かけました。チョット寄り道してみました。
スタンプのオブジェと市庁舎(奥の建物)
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フリー・スタンプの印面
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 観光案内には、「世界最大のスタンプ」などと書かれていました。
日曜日のクリーヴランド市庁舎玄関
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日曜日午後なので、出入りする人はいませんでした。

 218年6月にクリーヴランド美術館を訪問しました。ユニバーシティー・サークルという地域に美術館があり、途中で見かけた施設をいくつか紹介します。
 クリーブランドはエリー湖に面して、運河を通ってミシシッピ川にも出られます。五大湖を経由して北大西洋に船で出られます。ミシシッピ川を通ってメキシコ湾にも出られます。この水運を利用して、重工業が盛んだったようです。1930年代には、全米で4番目か5番目の大都会だったようです。1960年以降急激に重工業が廃れ、地域活性化のために広大なユニバーシティー・サークルを開発して大学・文化施設を誘致したようです。クリーヴランド美術館/クリーヴランド現代美術館/自然史博物館/ボタニック・ガーデンなどを紹介しました。まだ紹介していない施設を紹介します。
クリーブランド・セヴェランス・ホール前景
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クリーブランド・セヴェランス・ホール舞台(Wikipediaから)
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ホールのバルコニー(Wikipediaから)
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 クリーブランド・オーケストラは100年以上の歴史があり、全米でも有名なオーケストラのようです。1970年頃に現地にホールを造ったようです。
 ユニバーシティー・サークルには様々な大学/専門学校/大学寮/文化施設がありました。その間で随分変わった建物がありました。MBAの学校(大学院大学?)のようでした。
ケース・ウエスタン・リザーヴ・ユニバーシティー(経営学部?)
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別方向から見たケース・ウエスタン・リザーヴ・ユニバーシティー
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 MOCA(クリーヴランド現代美術館)の北隣にクリーブランド・インスティテュート・オブ・アートがありました。美術学校のようだとは思ったのですが、遠くから眺めただけで次の観光に移ってしまいました。帰国後調べたら、100年以上の歴史のある美術学校のようです。生徒数は700名弱のようです。
クリーブランド・インスティテュート・オブ・アート全景(公式HPから)
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公式HPに卒業生の作品と思われる写真がありました。いくつか紹介します。
アレックス・オーヴァーべックの作品(公式HPから)
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rachelmoellの作品(公式HPから)
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rachelmoellの作品(公式HPから)
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rachelmoellの作品(公式HPから)
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lianeengstromの作品(公式HPから)
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nolanmeyerの作品(公式HPから)
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公式HPによると、この美術学校には展示ホールも併設されているようです。多分入場料も無料と思われますので、見てくればよかったと悔やんでいます。

 2018年6月にクリーヴランド美術館鑑賞後、隣接しているクリーヴランド自然史博物館とボタニック・ガーデンに行ってみました。スケジュールの都合で入場しませんでしたが、撮影した写真と公式HPからの写真を紹介します。
 クリーヴランド美術館を出ると大きな広場があり、左側にクリーヴランド自然史博物館がありました。
クリーヴランド自然史博物館の前景
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クリーヴランド自然史博物館前庭の恐竜レプリカ
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親子連れが遊んでいました。恐竜の骨も展示されているようです。
翼竜展のポスター(公式HPから)
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恐竜化石の展示(公式HPから)
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恐竜の化石の展示(公式HPから)
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現人類の直接先祖に当たると言われるルーシーの骨が所蔵されているようです。エチオピアで発見された320万年前の類人の化石です。
            ルーシーの人骨化石(公式HPから)
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            旧人類のレプリカ(公式HPから)
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            プラネタリウム(公式HPから)
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             地球の模型展示(公式HPから)
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 クリーヴランド美術館を出て右前方にあるのが、クリーヴランド・ボタニック・ガーデンです。
       クリーヴランド・ボタニック・ガーデン入り口付近
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     クリーヴランド・ボタニック・ガーデン温室全景(公式HPから)
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          ボタニック・ガーデンの面白いフェンス
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          覗き込んだボタニック・ガーデン中庭
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     ボタニック・ガーデンのコスタリカ・コーナー(公式HPから)
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         ボタニック・ガーデン中庭の花々(公式HPから)
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     ボタニック・ガーデンのマダガスカル・コーナー(公式HPから)
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         ボタニック・ガーデンの蝶と花(公式HPから)
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両館の展示は充実しているようです。時間を確保して入場すれば良かったと悔やんでいます。

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