世界美術館巡り旅

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カテゴリ: ベルギー寄り道

 2017年6月にヨーロッパ美術館巡りをしました。南仏/ポルトガル/西ドイツ/ポーランド/ベルギーの美術館・教会を、約3週間かけて回りました。最後の都市がアントワープで、帰国の為パリCDG空港駅に移動しました。
 アントワープ中央駅は非常に重厚というか、古典的な美しさを持った駅でした。
アントワープ中央駅駅舎の前景
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アントワープ中央駅ホールからホームへの連絡口
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アントワープ中央駅駅舎で記念写真
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アントワープ中央駅駅舎で記念写真
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アントワープ中央駅ホールの北側
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ホームから見たアントワープ駅舎
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 アントワープ中央駅は、世界一重厚で豪奢な駅舎だと思います。
 パリCDG空港駅への切符は、インターネットのフランス国鉄(sncf)のHPで予約・購入しました。パリCDG空港を午後8時過ぎ出発の飛行機だったので、次の列車を選びました。
 14:00 アントワープ中央駅発
          インターシティー  2等車 座席指定なし
 14:40 ブリュッセル・ミッテ(南)駅着
 15:14 ブリュッセル・ミッテ(南)駅発
          高速列車  2等車 座席指定あり
 16:55 パリCDG空港駅着
 飛行機出発の3時間前に到着して徒歩で移動後、30分程待ってチェックインしました。この列車は空港に直接行ってくれるので、非常に便利です。パリCDG駅に停車する列車は、一日に数便だけです。それ以外の列車はパリ北駅まで高速列車で行き、そこから在来線で空港に向かうことになります。相当時間ロスが出ます。
 料金は、2等車/シニア(60歳以上)割引/変更・キャンセル無料で、一人当たり61.2ユーロ(8,000円弱)でした。国際列車も出発か到着駅の国鉄HPで購入するのが安いと思います。
 実際は30分以上早いインターシティーで、アントワープ中央駅を出発しました。ブリュッセル・ミッテ(南)駅での待ち時間が長くなりましたが、お土産を追加で買えました。
ブリュッセル・ミッテ(南)駅の待合ホールの表示
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 ブリュッセル中央駅のホーム数より、ブリュッセル・ミッテ(南)駅のそれの方が圧倒的に多かったです。ものすごい数の行き先・出発時間の表示が出ていました。
 ゴジバの板チョコが買いたかったのですが、このブリュッセル・ミッテ(南)駅ホールで「ゴジバ専門店(直営店)」をやっと見つけました。板チョコ 一枚が正価5.5ユーロでしたが、三枚買うと一枚オマケのサービスがありました。これを活用すると、一枚が4ユーロ チョット(500円くらい)となりました。砕いたナッツが入っていたりするのもあり、幾種類もありました。空港免税店で見るような箱入りの高級品も、安かったと記憶します。ゴジバの板チョコは、空港免税店や国内で余り見かけません。ベルギー土産のお薦め品です。オランダやフランスの大きいスーパーマーケットでも見かけたような記憶があります。探してみてください。
 ブリュッセル・ミッテ(南)駅始発の電車に乗車したとき騒ぎが起きましたので、情報を紹介します。二つの列車群を前後に繋げた編成で、それぞれ同じ車両番号は付けられていました。ホームの編成説明パネルによると、パリCDG空港駅に行くのは後ろの列車群となっていました。列車が入って来るときにアナウンスが入ったのですが、ホームのパネルの表示は変わりませんでした。どちらを信じたらよいのか分からず、パネルを方を信じて列車に乗り込みました。
 座席に座っていると乗客が車掌とやり取りをやった後、その乗客が荷物を持って車両を変わるような素振りが見られました。心配になって車掌に切符を見せて確認すると、違うから前の車両に行けとの事でした。我々が荷物を降ろして車両を出ようとすると、他の乗客も不安になって車掌に確認し始めました。ほとんどの乗客がアナウンスよりパネル表示の方を信じて乗車したようです。我々に続いて降り始めました。パリCDG空港駅に向かう人は外国人が多いので、アナウンスよりパネル表示を信じますよネ。
 我々は最後尾から2番目の車両から、先頭から2番目の車両にキャリーケースを引っ張って移動しました。発車5分前くらいなので、小走りに成らざるを得ませんでした。我々より出遅れた乗客も追いかけてくるように走って来ました。何とか正しい車両に乗り込みました。結局発車が5分程遅れました。
 列車がベルギーからフランスに入って最初の駅に停車すると、切り離しが行われました。この駅で間違った事が分かった乗客が、車両を移る様子も見られました。ここで間違ってしまうと、次のパリCDG空港駅に停車する列車は2~3時間ありません。飛行機に乗り遅れてしまった危険性が高かったと思います。
 この列車を使われる場合は、車両に乗り込む前に車掌にキップを見せて確認することを推奨します。

 2017年6月にアントワープへ行きました。帰国の朝、見落としていた観光地を散策しました。その合間でアントワープのマーケットも見たいと思い、探してみました。観光案内書に載っているが、VreemdelingenmarktとVogeltjesmarkt等です。これらは、蚤の市や観光客向けマーケットです。先ずこの二つの開催場所に行ってみました。ルーベンスの家から南に5分程歩いた場所でした。
Vreemdelingenmarktが開かれると思われた広場
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Vreemdelingenmarktが開かれると思われた広場
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Vreemdelingenmarktが開かれると思われた広場の像
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ここだと思われたのですが平日だった為か、人通りも少ない状況でした。平日なので探しても無駄と考え、アントワープ中央駅方面に向かって歩きました。アントワープ中央駅とアントワープ動物園を見た後、中央駅の北にもう一つあるマーケットを探しに行きました。開かれるであろうと思われる場所を見て回ったのですが、平日の為かそれらしき雰囲気もありませんでした。
 諦めてホテルに戻る途中で偶然、地元の人対象のマーケットに出くわしました。食料品/衣料/生花などを売る露店が並んでいました。アントワープ中央駅から北北西方面に15分程歩いた位置(恐らくシント・ヤンス広場)でした。
シント・ヤンス広場のマーケット
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イスラムの人、黒人の人、自転車の人と、地元の人向けのマーケットという雰囲気に溢れていました。まだ午前10時前だったと思います。
シント・ヤンス広場での記念写真
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シント・ヤンス広場の花屋
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シント・ヤンス広場の八百屋
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ホワイト・アスパラガスが並んでいました。シーズンですよネ。
シント・ヤンス広場の果物屋
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シント・ヤンス広場の惣菜屋
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シント・ヤンス広場のケーキ屋
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シント・ヤンス広場のお菓子屋
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 衣料の露店もあり、値札を見ると衝撃的でした。女性のブラウスや子供服に付いていた値段が、5~8ユーロくらいが多かったと思います。非常に安い。
 このマーケットでお土産を買うのは止めて、ホテル近くのスーパーマーケットでお土産を買いました。チョコレートやクッキーや色々のお菓子が並んでいました。超高級なチョコレートはなかったのですが、空港売店で並んでいるようなチョコレートもありました。値段は空港の半額以下でした。
ホテル近くのスーパーマーケット
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同じスーパーマーケットの入口
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このブランドは、アントワープで他にも見かけました。種類も含めて幅広い食料品を売っていました。チェーン店専用カードを運用しているようで、他のカードは使えなかったか専用レジだけだったかだと記憶します。

 2017年6月アントワープに行きました。帰国する日の早朝、アントワープを散歩しました。マーケットを見てみたかったのですが、平日の為か見つかりませんでした。諦めて、アントワープ動物園に行きました。撮った写真を紹介します。
 アントワープ動物園は、アントワープ中央駅に隣接しています。境界の一部が、駅舎の壁に接していました。年中無休で、朝10時開園のようです。開園前時間で入場できませんでしたが、入り口付近で記念撮影などをしました。
アントワープ動物園のマップ(公式HPから)
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この地図の右下隅の辺りが、アントワープ中央駅駅舎とプラットホームです。駅に隣接している割に、大きな動物園のようです。
アントワープ動物園入場口で記念撮影
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写真後方の改札口から向こうは、入場券(24ユーロ)を買わないと入れません。開園前だったので、無人でした。
入場券販売ブース
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アントワープ動物園門の内側から撮影
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動物園側から見たアントワープ中央駅駅舎
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動物園が中央駅に隣接していることが分かると思います。
アントワープ動物園門柱の飾り(内側)
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金色の亀が何を意味しているのかは、分かりませんでした。
入場口の脇から見えたフラミンゴ
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木や芝生の多い、綺麗な動物園のようでした。
動物園前庭の土産物店の前で
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リアルな作りでした。写真で見ると、本物みたいです。
動物園前の観覧車
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動物園前のサイ作り物
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このサイの複製もリアルです。この後ホテルに帰る途中で、現地の人向けのマーケット(露店)を見つけました。スーパーマーケットより安い値段で、食料や衣料を売っていました。イスラム系の人も沢山見ました。相当安いと現地の人たちも感じているようでした。別途投稿します。

 2017年6月アントワープに行きました。美術館巡りの合間に、ダイヤモンド・ディストリクト(ダイヤモンド宝石店地区)と中華街を観光しました。撮った写真を紹介します。
 アントワープ中央駅正面出口を出ると、右手に宝石店が並んでいます。それらがダイヤモンド・ディストリクトと呼ばれているようです。
アントワープ中央駅正面出口側前景
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この写真の左側に宝石店が並んでいます。
ダイヤモンド・ディストリクトの宝石店
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ダイヤモンド・ディストリクトのビル内様子
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ダイヤモンド・ディストリクトの宝石店
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ダイヤモンド・ディストリクトの宝石店
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ダイヤモンド・ディストリクトの宝石店
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 ブリュッセルではこれほど沢山の宝石店を見かけませんでした。アントワープの方がダイヤモンドの本場なのでしょうか。小さい値札にゼロが一杯並んでいたので、老眼では値段も良く分かりませんでした。
 宝石店が並んだ先へ道一本進むと、中華街の門がありました。
アントワープ中華街の門
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中華街の獅子?
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「アントワープ市」が「安市」で、「中華街」が「唐人街」と書かれていました。
中華街側から見た門
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門の奥に見えるのが、アントワープ中央駅と動物園前の観覧車です。
中華街の通り
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 中華レストランが数件と中華食料(材料)店が数件しか見られませんでした。横浜の中華街と比べると、規模が十分の一以下だと思います。中華レストランも安そうな店だけでした。高級中華料理店はなさそうでした。
中華街通りを北に走るトラム
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写真奥に中華街の門が写っています。
 この通りを更に北(中央駅から右)に進むと、観光案内書に出てくるマーケットがあるようです。翌朝探しに行きましたが、平日だったせいか見つかりませんでした。観光案内書のマーケットの写真を見ると観光客向けのようでした。週末だけか、開始時間が正午近くなのかもしれません。翌朝マーケットがある筈の場所を2~3ケ所見に行きましたが、マーケットはやっていませんでした。諦めてホテルに戻る途中で偶然、現地の人々のマーケットを見つけました。食料品や衣料品を売っていて、観光客向けの商品は売っていませんでした。それらの写真は、別途投稿します。

 2017年6月アントワープに行きました。美術館巡りの合間に、アントワープ港の一部(Willemdok)とMASを見て回りました。Willemdokはアントワープ港の一番奥にあり、小型船の為の停泊池・桟橋です。宿泊していたホリディ・イン・エクスプレス アントワープ シティー・ノースの裏(西)側に、Willmdokがありました。到着した日(晴れ)と翌日早朝の写真を紹介します。
Willemdokの東側から西を望む
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アントワープに到着後ホテル チェック・インして、Willemdokの縁を通って旧市街に向かいました。月曜日の正午過ぎでしたが、沢山のヨットが停泊していました。奥の赤い建物がMAS(博物館とWillemdok事務所?)です。右手の建物の先にアントワープ港の大きな港があります。そことここは、細い水路で繋がっています。
早朝のWillemdok
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Willemdokの南西側を写しました。船はWillemdokの東側と東南側に停泊していました。
Willemdok南岸の のぼり
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内容は良く分からないのですが、港に到着した船に「アントワープに良くいらっしゃいました。こんな見所がありますよ。」と書いてあると推定しました。
レンタ・サイクル駐輪場
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どのようなシステムで運用されているか良く分かりませんでした。
Willmdokに停泊していた船
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Willmdokに停泊していた船
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船の長さに比べ、幅と高さが大きいように感じます。外洋に出るのは不安を感じます。居住性重視の河や沿岸を航行する前提の船でしょうか。何となく「おもちゃの船」を大きくしたように見えました。
美術館の船
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早朝の為誰も居らず、何を展示しているのか分かりませんでした。
MAS全景
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この建物の中に有料の博物館があり、ダイアモンド装身具と銀食器が展示されているようです。屋上には無料で上がれて、アムステルダム市街が眺望できるようです。帰国後分かったのですが、手遅れでした。行きそこなってしまいました。

MAS前での記念写真
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この中に港の事務所や通関があるのでしょうか?
 Willemdokの西側に、エスコー川が流れていました。この川岸を旧市街を目指して、南に歩きました。
エスコー川を行く運搬船
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遠くに見えるステーン城
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レッド・スター・ラインの乗船場跡の辺りから撮影しました。非常に大きな駐車場がありましたが、建物などは錆びてボロボロでした。現在は海洋博物館になっているようです。
早朝のステーン城
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ここから旧市街に入り、ロコックスの家に向かいました。
 ホテルの部屋からWillemdokの一部が見え夕方眺めていると、一隻又一隻と小船が入ってきました。沿岸や川を通ってきて、この港に停泊する船のように見えました。自分の船で観光をしているのでしょう。羨ましいような、面倒くさいような・・・。

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