世界美術館巡り旅

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カテゴリ:世界の美術館 > アジア・オセアニアの美術館

 オーストラリアの有名な美術館にビクトリア美術館(メルボルン)があります。他には無いのか気になって調べたら、オーストラリア国立美術館(キャンベラ)が見つかりました。公式HPを調べましたので、紹介します。所蔵作品を比べると、ビクトリア美術館の方が上のようです。
オーストラリア国立美術館全景
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寄進者ヤコポ・ディ・バルトロメオの居る磔刑
(ジョヴァンニ・ディ・パオロ、1455年作)
セーヌ川のほとりの少女たちの習作
(ギュスターヴ・クールベ、1856年作)
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ナポリの午後(ポール・セザンヌ、1875年作)

ナルシスの死
(フランソワ=グザヴィエ・ファーブル、1841年作)

干し草の山、正午(クロード・モネ、1891年作)
(画)クロード・モネ "Meules, milieu du jour"(1890/1891)
睡蓮(クロード・モネ、1914年作)
ル・ベック・デュ・オックの為の習作
(ジョルジュ・スーラ、1885年作)

ルイス・アブラハムの肖像(トム・ロバーツ、1896年作)

青と真珠の調和(ホイッスラー、1885年作)
ネリー・パターソンの肖像(ヒュー・ラムゼー、1903年作)
ダリの作品
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ムハ(ミーシャ)の作品
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スタディオでの自画像(アンドレ・デラン、1903年作)
ベーコンの作品
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マグリットの作品
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リヒテンシュタインの作品
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ウォホールの作品
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古典作品はほとんどなく近代美術館の様相です。ビクトリア美術館とすみ分けているようです。

 ヴィクトリア国立美術館(メルボルン)を紹介します。南半球で最も古く(1861年設立)、南半球で最も多く名画を所蔵しています。オーストリアで唯一と言っても良い美術館です。訪問できるか微妙なので、所蔵名画を紹介してしまいます。
室内の聖母(伝ヤン・ファン・エイク、1433年作)
聖母の腕の中のキリスト(ハンス・メムリンク、1475年作)

聖母子と洗礼者ヨハネ(伝コレッジオ、1514~15年作)
紅海の渡海(二コラ・プッサン、1634年作)

論争する二人の老人(レンブラント・ファン・レイン、1528年作)

クレオパトラの饗宴
(ジョヴァンニ・ダティスタ・ティエポロ、1743~44年作)

10月(バスティアン・ルパージュ、1878年作)
ヴェトユールの風景(クロード・モネ、1879年作)
ジェネヴィラ―の平原(ギュスターヴ・カイユボット、1884年作)

モンマルトルの通り、朝、曇り(カミーユ・ピサロ、1897年作)

バッファロー・レンジ(ニコラス・シェヴァリエ、1864年作)

雄羊の毛刈り(トム・ロバーツ、1890年作)

パープルの正午の透明な力(アーサー・ストリートン、1896年作)
南半球でよくぞ収集したとの印象です。

 2008年か2009年の冬に北京を訪れた際、故宮博物院に行きました。北京の空港に着いてゲートを出ると建物内に薄く煙が漂い、焦げ臭い匂いもしました。ボヤの火事でもあったのかと思いましたが、人々は何もないかのように平静に行動していました。原因は翌朝分かりました。暖房用石炭の煙や自動車の排気ガスで北京の街は煙っていました。当然臭いし、眼もチカチカしました。
 紫禁城南の門から入場して、多くの建物を越えた右奥に故宮博物院がありました。台北の故宮博物館と比較すると玉や工芸品の質は劣っていました。清王朝の家具や衣服、運搬が困難なほど大きい玉を山に見立てた工芸品が目立ちました。貴重な玉や工芸品は蒋介石に持ち出され、紫禁城に残されたものとの印象でした。
故宮博物院の門
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紫禁城全体から見ると、北側中央の門です。私たちは、ここから出ました。公式HPから作品を紹介します。
童子枕
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夏に使うと頭が涼しくなりそうです。
帽子掛け時計
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洛神賦 顧愷之
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あまり詳しくないのですが、顧愷之はビッグネームと記憶します。
五牛図 唐韓滉
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游春図 展子虔
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韓煕載夜宴図
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写生珍禽図
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歩輩図 閻立本
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清王朝の寝台や机や何トンもありそう大きな玉(山に見立ててお寺や木の装飾がされていた)は、公式HPからは見られませんでした。

 2010年5月に故宮博物館(台北)を訪問しました。台北市内のホテルからタクシーで行きました。帰りの迎えを頼んだら、そのまま故宮博物館で待っていてくれました。夫々の運賃を払う事で済みました。台湾はタクシー代が安いので、この方法も選択肢の一つです。
故宮博物館入口の門
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故宮博物館前景
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故宮博物館で有名なのは、次の玉です。
翠玉白菜
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予想に反して、高さ20cm未満の小さなものでした。実際の白菜の大きさではありませんでした。
肉形石
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日本人の趣味とは違いますネ。非常に細密な工芸品(木の実から船と仙人を彫りだすとか)に感動しましたが、インターネットでは見つかりませんでした。絵も紹介します。
早春図(郭煕作)
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宋太祖座像
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郎世寧の作品
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百駿図(郎世寧作)
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玉と超細密工芸品に感動しました。

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