2019年7月にハンガリー国立美術館へ行きました。ハンガリー国立美術館は1957年創立で、ブダ城のなかにありました。ハンガリー人の古典絵画や19・20世紀にパリで活躍したハンガリー人画家の作品を所蔵・展示していました。西洋美術館と合併して新しい美術館を建てるとか、現代美術館と合併して新しい美術館を建てるとかの計画があったようですが、計画が変更になったようです。
ハンガリー人画家の作品を所蔵しているとの説明でしたが、ヨーロッパ作品や印象派・後期印象派画家の作品も一部展示されていました。
ハンガリー人画家の作品を所蔵しているとの説明でしたが、ヨーロッパ作品や印象派・後期印象派画家の作品も一部展示されていました。
ブダ城全景(Wikipediaから)
王城の向こうに見えるのがドナウ川で、左上のセーチェ―二鎖橋を渡りました。ケーブルカーで王丘に上りました。王城中央の丸井ドームの辺りがハンガリー国立美術館です。
ハンガリー国立美術館美術館前景
ハンガリー国立美術館前で記念撮影
ハンガリー国立美術館入り口前で記念撮影
入り口ホール頭上のドーム
中央吹き抜けホール
階段と展示室がこの吹き抜けホールに繋がっていました。最初に眼に着いたのが、次のマスターM.S.の作品でした。実像が良く分からないし現存作品の少ない画家です。有名美術館でも余り所蔵していない、レアものです。
マリアのエリザベート訪問(マスターM.S.作)
マスターM.S.の作品の前で
肖像の習作(アメリング作)の前で
三艘の小舟(モネ作)の前で
五月のピクニック(シニェイ・メルシェ・パール作)
林檎の収穫(Lajos Karcsay作)
水浴する女(ロッツ・カーロイ作)

美術館を概略見終わったのですが、最大の目玉であるムンカーチ・ミハエルの作品が一枚も見つかりませんでした。年配男性の学芸員に「ムンカーチ・ミハエルの絵はどこにある。」と訪ねると、「ムンカーチ・ミハエルの部屋」があるそうで、道順を教えられました。ナカナカ見つからなかったのですが、その学芸員が心配して追いかけて来てくれました。部屋の近くで再度教えられて、やっと「ムンカーチ・ミハエルの部屋」に辿り着きました。階段を上った一階(日本風の数え方だと二階)の左側奥の展示室を通り抜けると廊下に出て、更に右奥にその部屋はありました。
牢獄(ムンカーチ・ミハエル作)
薪を背負う女(ムンカーチ・ミハエル作)
攪乳する女(ムンカーチ・ミハエル作)
夜の浮浪者(ムンカーチ・ミハエル作)
この人を見よ(ムンカーチ・ミハエル作)
花と水差しの静物(ムンカーチ・ミハエル作)
並木(ムンカーチ・ミハエル作)
ムンカーチ・ミハエルの作品が20~30枚展示されていました。ムンカーチ・ミハエルはハンガリーで生まれ、フランスやドイツで教育を受けて同地で活躍したそうです。最も有名なハンガリー人画家です。予想より見ごたえのあった美術館でした。



































































