世界美術館巡り旅

世界の美術館・旅行・画家・絵画の情報共有サイト

カテゴリ:世界の美術館 > イギリスの美術館

 観光案内書によると、バーミンガム大学内にバーバー美術館というのがあるようでした。インターネットで所蔵作品を調べてみたら、一流の所蔵作品群でした。バーミンガム市中央から5~10km離れているようですが、鉄道(トラム)の便があるようです。
 バーバー美術館はコンサートホール併設のギャラリーで、1932年に実業家ヘンリー・バーバーのコレクションが市に移送されたのが基礎になっているとのことです。
バーバー美術館前景(Wikipediaから)
BirminghamBarberInstitute
バーバー美術館展示の様子(Wikipediaから)
1024px-Barber_Institute_Interior wiki
福音書記聖ヨハネ(シモン・マルティーニ、1320年頃作)
シモン マルティーニ 洗礼者ヨハネ
幼い洗礼者ヨハネと聖母子(サンドロ・ボッティチェリ作)
botticelli-幼い洗礼者ヨハネと聖母子
砂漠の聖ヒエロニムス(ジョヴァンニ・ベッリーニ、1455~60年作)
ジョヴァンニ ベッリーニ 佐幕の聖ヒエロニムス
幼いキリストの礼拝(コジモ・ロッセリ、1480年頃作)
コジモ ロッセリ 幼いキリストへの礼拝
薪を束ねる二人の農夫(ピーテル・ブリューゲル子 作)
Two_Peasants_Binding_Faggots_-_Pieter_Brueghel_the_Younger
透視(パオロ・ヴェロネーゼ、1577年作)
ヴェロネーゼ作 透視
タンクレードとエルミニア(二コラ・プッサン、1631年作)
Poussin, 聖なる殉教とエルミニア
若い男の肖像(ヤコポ・ティントレット、1554年作)
tintoretto-若い男の肖像
カナの婚宴
(バルトロメ・エスティバン・ムリーリョ、1672年頃作)
ムリーリョ作 カナの婚宴
聖マルガリータ
(フランチェスコ・デ・スルバラン工房、1630年代作)
スルバラン工房 聖マルガリータ
骸骨を持つ男の肖像(フランス・ハルス、1616年作)
男フランス ハルス作 骸骨を持つ
カルメル会修道士
(ピーテル・パウル・ルーベンス、1616年作)
rubens-portrait-カルメル会修道士CARMELITE PRIOR
アハシュロエスの怒り(ヤン・ステーン、1671~73年作)
ステーン作 アハシュロエスの怒り
パオロとフランチェスカ(ドミニク・アングル、19世紀前半作)
アングル作 パオロとフランチェスカ
座る少女
(ピエール・オーギュスト・ルノワール、1876年作)
ルノアール 座る少女
カロス・デュランの肖像(エドゥアール・マネ、1876年作)
マネ作 カロス・デュランの肖像
タヒチの水浴(ポール・ゴーギャン作)
ゴーギャン作 タヒチの水浴
掘る農婦(フィンセント・ファン・ゴッホ、1885年作)
ゴッホ作 掘る農婦
レース前のジョッキー(エドガー・ドガ、1879年作)
ドガ作 レース前のジョッキー
庭で座る女
(アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレック、1890年頃作)
toulouse-lautrec 庭に座る女性
靄の中の日没(ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー作)
ターナー作 靄の中の日没
白のシンフォニー Ⅲ
(ジェイムス・マクニール・ホィッスラー、1865~67年作)
ホイッスラー 白のシンフォニー Ⅲ
青い東屋(ダンテ・ガブリエル・ロセッティ、1865年作)
ロセッティ作 青いBower 
 素晴らしい所蔵作品群です。市に遺贈されたのに市立美術館に合併されなかったのは何か事情があったのでしょうか。市立美術館はラファエロ前派の重要作品が所蔵されています。それと合流すれば素晴らしい肖像作品群となります。

 ウォーカー・アート・ギャラリーはリヴァプールにある美術館です。ロンドン以外ではイングランド内最大と言われているようです。「北のナショナルギャラリー」とも呼ばれているようです。1819年に寄贈された絵画37作品が基礎になり、1843年に開設された美術館です。
ウォーカー・アート・ギャラリー前景(Wikipediaから)
イメージ 1
展示の様子(Wikipediaから)
イメージ 2
展示の様子(Wikipediaから)
イメージ 3
 所蔵・展示作品を紹介します。
ピエタ(エルコレ・デ・ロベルティ、1482年頃作)
イメージ 4
音楽を奏でる天使たちと聖家族
(マスター・オブ・フランクフルト、1515年頃作)
イメージ 5
泉のニンフ(ルーカス・クラナハ、16世紀前半作)
イメージ 6
ヘンリー8世の肖像
(ハンス・ホルバイン子の工房、1530年代作)
イメージ 7
フォキオンの遺灰のある風景(ニコラス・プッサン、1648年作)
イメージ 9
メレガーとアタランタ
(ピーテル・パウル・ルーベンス、1635年頃作)
イメージ 8
若者に扮した画家の肖像(レンブラント・ファン・レイン作)
イメージ 10
リチャード3世に扮したダヴィッド・ギャリック
(ウィリアム・ホガース、1746年作)
イメージ 11
リンリスゴーの宮殿(ジョセフ・ウィリアム・ターナー、1818年作)
イメージ 12
淫蕩の罰(ジョヴァンニ・セガンティー二、1891年作)
イメージ 15
夏の夜(アルバート・ジョセフ・ムーア、1890年作)
イメージ 13
打ち明け話(ローレンス・アルマ・タデマ、19世紀末作)
イメージ 17
イザベラ(ジョーン・エヴァレット・ミレイ、1849年作)
イメージ 14
ツグミの巣とサクラソウ
( ウィリアム・ヘンリー・ハント、1850~60年作)
イメージ 16
デカメロン
(ジョーン・ウィリアム・ウォーターハウス、1916年作)
イメージ 18
エコーと水仙
(ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス、1903年作)
イメージ 19
ダンテの夢(ダンテ・ガブリエル・ロセッティ、1871年作)
イメージ 20
レバノンの花嫁(エドワード・バーン・ジョーンズ、1891年作)
イメージ 21
ラファエロ前派の所蔵作品群が充実しているようです。

 バーミンガム美術館はイングランド中西部工業都市バーミンガムにある美術館です。1885年に開設されました。ラファエロ前派の所蔵作品が充実していることで有名です。
バーミンガム美術館全景(Wikipediaから)
イメージ 1
絵画展示の様子(公式HPから)
イメージ 2
ラファエロ前派の展示室様子(公式HPから)
イメージ 3
悲しみの人としてのキリスト(ペトルス・クリストゥス、1450年作)

聖人、奉献者と聖母子(ジョヴァンニ・ベッリーニ、1505年作)

エジプト逃避行途上の休息
(オラツィオ・ジェレティレスキ、1615~21年作)

聖家族(ベネデット・ジェンナリ2世、17世紀後半作)
イメージ 4
パドヴァの聖アントニウスの幻視
(バルトロメ・エスティバン・ムリーリョ、1650~70年作)
夜汽車(デーヴィッド・コックス、19世紀前半作)

ポウイス城(デーヴィッド・コックス・Jr、19世紀中頃以降作)

クリスマス・キャロル(アーサー・ヒューズ、1878~79年作)
イメージ 5
神殿での救世主の発見
(ウィリアム・ホルマン・ハント、1855年頃作) 
イメージ 10
盲目の少女
(ジョン・エヴァレット・ミレイ、1856年作)
イメージ 6
長い婚約期間(アーサー・ヒューズ、1859年作)
バッカス(シメオン・ソロモン、1867年作)

旅の道連れ(オーガスタス・エッグ、1862年作)
イメージ 7
かわいい羊たち
(フォード・マドックス・ブラウン、1851~59年作)
イメージ 8
イングランド最後の日(フォード・マドックス・ブラウン、1852年作)
イメージ 9
メディア(フレデリック・サンディ、1868年作)
イメージ 11
ベツレヘムの星
(エドワード・バーン・ジョーンズ、1890年作)
イメージ 12
水差しに毒を注ぎ、ユリシーズの到着を待つキルケ
(エドワード・バーン・ジョーンズ、1900年頃作)
バーミンガム美術館 - Wikipedia
プロセルピナ(ダンテ・ガブリエル・ロゼッティ、1873~77年作)
イメージ 13
星の列車とその夜
(エドワード・ロバート・ヒューズ、1912年作)
上品な作品が多いですね。
 コロナ前の美術館巡りの計画時点で、訪問を諦めました。他に行きたいところが一杯あって、旅程が3週間以上になりそうだったので諦めました。

 マンチェスター市立美術館はイングランド北西部のマンチェスターにある美術館です。ロンドン以外のイングランドで最大の美術館だそうです。ラファエロ前派の画家の所蔵作品が充実しています。ここも5年前に訪問予定でしたが、コロナ騒ぎで急遽中止しました。行けなかったことが残念です。
マンチェスター市立美術館全景(Wikipediaから)
イメージ 1
 所蔵・展示品を紹介します。
聖カタリナと聖バルバラ
(マスター・オブ・フランクフルト、1500年頃作)

受胎告知(伝ペルジーノ作)
イメージ 2
東方三賢人の礼拝(伝ペルジーノ作)
イメージ 3
川岸の城と人の居る風景(伝ヤン・ブリューゲル作)
イメージ 4
金の子牛の礼拝(クロード・ローラン、1660年頃作)
イメージ 5
アレキサンドリアの聖カトリーヌ(グイド・レーニ工房作)
イメージ 6
馬上のチャールス1世とサン・アントワーヌの領主の肖像
(伝アンソニー・ヴァン・ダイク作)
イメージ 7
有名なキングス・ギャラリー所蔵品のコピーと思われる。本人のコピーにしては出来が悪く、工房か追従者の作品か?
岸辺で帆船が荷下ろしする川の風景
(サロモン・ヴァン・ルイスダール、1660年頃作)
イメージ 8
薔薇の香りを嗅ぐ女性と犬の室内(伝ピーテル・デ・ホーホ作)
イメージ 9
網を引く漁師の風景(バレント・ピーター・アーフェルカンプ作)
イメージ 10
冬のスケートで有名なヘンドリック・アーフェルカンプの父親か甥の画家の作品のようです。
三人の居る室内(ヤン・スティーン、1650~79年作)
イメージ 11
子犬を抱く貴婦人(ウィレム・ファン・ミーリス、17世紀中頃作)
イメージ 13
有名なフランス・ファン・ミーレスの子供に当たる画家の作品です。
男の肖像(ウィリアム・ホガース、1739年作)

ピェイ・イワールの小川(ギュスターヴ・クールベ作)

座る裸婦(ピエール・オーギュスト・ルノワール、1897年作)
エトルリアの絵付師(ローレンス・アルマ・タデマ、19世紀後半作)
イメージ 12
ブロムリー家の家族
フォード・マドックス・ブラウン、1844年作)
イメージ 14
秋の落ち葉
(ジョン・エヴァレット・ミレイ、1855~56年作)
イメージ 15
世の光
(ウィリアム・ホルマン・ハント、1853~54年作)
イメージ 16
雇われ羊飼い
(ウィリアム・ホルマン・ハント、1851~52年作)
イメージ 17
ランタン職人の求愛、カイロの街並み
ウィリアム・ホルマン・ハント、1854年作)
イメージ 18
シャロットの女
(ウィリアム・ホルマン・ハント、1886~1906年作)
イメージ 20
眠れる森の美女
(エドワード・バーン・ジョーンズ、1871年作)
イメージ 19
ディエップの港(ポール・ゴーギャン、1885年頃作)

ヒュラスとニンフたち
(ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス、1896年作)
イメージ 21
バウアー牧草地
( ダンテ・ガブリエル・ロゼッティ、1850~72年作)
イメージ 22
ダックスベリー夫人と娘
(ジョン・シンガー・サージェント、1919年作)
File:Sargent - Mrs Duxbury and Daughter, 1919, 1945.41.jpg
 ラファエロ前派の所蔵品に名品が多いようです。

 レディ・リーヴァ―美術館はリバプールにある美術館です。1922年に実業家ウィリアム・ヘスケス・リーヴァ卿のコレクションを基に創設されました。ラファエロ前派の作品を多く所蔵・展示しています。ここも5年前に訪問予定でしたが、コロナ騒ぎで急遽中止しました。残念です。
レディ・リーヴァ―美術館前景(Wikipediaから)
イメージ 1
 主要所蔵・展示作品を紹介します。
バッカス神の巫女に扮したレディー・ハミルトン
(エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン、1791年頃作)
イメージ 4
過ぎ去りし夢ー浅瀬のイサンブラス卿
(ジョン・エヴァレット・ミレイ、1857年作)
イメージ 2
 「馬が大きすぎる(胴が長すぎる)。」と評論家から酷評されたと伝わる絵です。
黒きブランズウィック騎兵隊員
(ジョン・エヴァレット・ミレイ、1860年作)
イメージ 3
春(ジョン・エヴァレット・ミレイ、1859年作
イメージ 5
シャボン玉(ジョン・エヴァレット・ミレイ、1886年頃作
イメージ 6
テピダリアム(ローレンス・アルマ・タデマ、1881年作)
イメージ 15
休日、ノルウェー
(ジョン・シンガー・サージェント、1901~02年作)
イメージ 17
贖罪の山羊
(ウィリアム・ホルマン・ハント、1854~56年作)
イメージ 7
マグダレンの塔の五月の朝
(ウィリアム・ホルマン・ハント、1890年作)
イメージ 8
プサマテ(フレデリック・レイトン、1879~80年)
プサマテ
農場のクロムウェル(フォード・マドックス・ブラウン、1874年作)
イメージ 9
聖オズワルドの洗礼
(フォード・マドックス・ブラウン、19世紀後半作)
イメージ 10
水浴者たち(フレデリック・ウォーカー、19世紀後半作)
イメージ 11
受胎告知(エドワード・バーン・ジョーンズ、1879年作)
イメージ 12
許しの木(エドワード・バーン・ジョーンズ、1881~82年作)
イメージ 13
マリーンの魅惑
(エドワード・バーン・ジョーンズ、1873~77年作)
イメージ 14
魔法にかけられた庭(ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス作)
イメージ 16
祝福されたダモゼル(ダンテ・ガブリエル・ロセッティ、1875~79年作)
イメージ 18
 ラファエロ前派の画家の代表作が多く所蔵されているようです。

↑このページのトップヘ