アルテマイスター(ドレスデン)の投稿三回目です。当館を訪れて感じた最大の驚きは、ルーカス・クラナッハの大作・名作が一杯展示されていたことです。ルーカス・クラナッハ作品の紹介文献にもあまり載っていない大作がありました。コレクションの他作品の確かさ、画家の技量の確かさ、絵の具の品質等々を考えて、贋作が展示されているとも思えませんでした。当時はまだ画家が絵の具を造ったり、その弟子が造ったりしていました。顔料や溶き油の品質も大事で、悪いとひび割れや剥離が早々に起きてしまいます。発色と頑丈さから、相当レベルの高品質絵の具と思われました。旧東ドイツ(社会主義圏)ということで、これらの存在の紹介が遅れたのでしょうか? 論より証拠で、クラナッハ作品の写真を紹介します。
アダムとエヴァ(ルーカス・クラナハ、1531年作)
アダムとエヴァの前で記念撮影
眠るヘラクレスと小人たち(ルーカス・クラナハ作)
眠るヘラクレスと小人たち(ルーカス・クラナハ作)
まだまだ沢山のクラナッハ作品がありました。















































