2018年6月にミネアポリス美術館を訪問しました。今回は、フランシスコ・デ・ゴヤ作「医師アッリエータの診察を受けるゴヤ」を紹介します。
フランシスコ・デ・ゴヤ(1746~1828年)はスペイン北東部サラゴザで生まれ、4年程地元画家に師事しました。1763年と1766年にサン・フェルナンド王立アカデミーの展覧会に出品したが、落選しました。ローマに自費留学した後故郷に帰り、ピラール聖母教会の天井装飾を手掛けました。その後マドリードに出て、王立タペストリーで下絵を描いていました。1786年にカルロス3世付きの画家に、1789年にカルロス4世の宮廷画家に就任しました。1807年にナポレオン軍がスペイン侵攻し、1808~14年スペイン独立戦争が起きました。
1819年にマドリード郊外の別荘に移り住んだが、8月重病(腸チフス)となり、主治医のアッリエータにより一命を取り留めました。その時のお礼に、この絵を描きました。中央の医師が慈愛に満ちた表情で、ゴヤに薬を勧めています。絵としては傑作とまで言いづらいのですが、良く知られた作品です。ミネアポリス美術館が所蔵していたんですね。
フランシスコ・デ・ゴヤ(1746~1828年)はスペイン北東部サラゴザで生まれ、4年程地元画家に師事しました。1763年と1766年にサン・フェルナンド王立アカデミーの展覧会に出品したが、落選しました。ローマに自費留学した後故郷に帰り、ピラール聖母教会の天井装飾を手掛けました。その後マドリードに出て、王立タペストリーで下絵を描いていました。1786年にカルロス3世付きの画家に、1789年にカルロス4世の宮廷画家に就任しました。1807年にナポレオン軍がスペイン侵攻し、1808~14年スペイン独立戦争が起きました。
1819年にマドリード郊外の別荘に移り住んだが、8月重病(腸チフス)となり、主治医のアッリエータにより一命を取り留めました。その時のお礼に、この絵を描きました。中央の医師が慈愛に満ちた表情で、ゴヤに薬を勧めています。絵としては傑作とまで言いづらいのですが、良く知られた作品です。ミネアポリス美術館が所蔵していたんですね。
医師アッリエータの診察を受けるゴヤ(フランシスコ・デ・ゴヤ、1820年作)




