2013年3月3月にウフィツィ美術館(フィレンツェ)を訪問しました。今回はフランチェスカ作「ウルビーノ公夫妻の肖像」を紹介します。フランチェスカはボッテチェリより一世代前の初期ルネッサンス画家です。現存する絵画は、殆どが宗教画です。肖像画で現存するのはこれだけだと思います。ルネッサンスの肖像画の代表格の絵です。
夫妻が別々に描かれているのは、妻が先に亡くなっていたからのようです。背景が綿密に描かれているのは、ウルビーノを治めていたことを示すためと思われます。空気遠近法が使われています。完全な横顔の肖像画と言うのも珍しいと思います。更に正直に(盛る事もなく)描かれているのも特筆です。
絵の裏側には戦勝が描かれているようです。
夫妻が別々に描かれているのは、妻が先に亡くなっていたからのようです。背景が綿密に描かれているのは、ウルビーノを治めていたことを示すためと思われます。空気遠近法が使われています。完全な横顔の肖像画と言うのも珍しいと思います。更に正直に(盛る事もなく)描かれているのも特筆です。
絵の裏側には戦勝が描かれているようです。
ウルビーノ公夫妻の肖像(フランチェスカ作)
肖像画の裏側には勝利の寓話の場面が



