世界美術館巡り旅

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2017年09月

 2017年6月アントワープに行きました。美術館巡りの合間に、アントワープ港の一部(Willemdok)とMASを見て回りました。Willemdokはアントワープ港の一番奥にあり、小型船の為の停泊池・桟橋です。宿泊していたホリディ・イン・エクスプレス アントワープ シティー・ノースの裏(西)側に、Willmdokがありました。到着した日(晴れ)と翌日早朝の写真を紹介します。
Willemdokの東側から西を望む
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アントワープに到着後ホテル チェック・インして、Willemdokの縁を通って旧市街に向かいました。月曜日の正午過ぎでしたが、沢山のヨットが停泊していました。奥の赤い建物がMAS(博物館とWillemdok事務所?)です。右手の建物の先にアントワープ港の大きな港があります。そことここは、細い水路で繋がっています。
早朝のWillemdok
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Willemdokの南西側を写しました。船はWillemdokの東側と東南側に停泊していました。
Willemdok南岸の のぼり
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内容は良く分からないのですが、港に到着した船に「アントワープに良くいらっしゃいました。こんな見所がありますよ。」と書いてあると推定しました。
レンタ・サイクル駐輪場
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どのようなシステムで運用されているか良く分かりませんでした。
Willmdokに停泊していた船
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Willmdokに停泊していた船
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船の長さに比べ、幅と高さが大きいように感じます。外洋に出るのは不安を感じます。居住性重視の河や沿岸を航行する前提の船でしょうか。何となく「おもちゃの船」を大きくしたように見えました。
美術館の船
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早朝の為誰も居らず、何を展示しているのか分かりませんでした。
MAS全景
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この建物の中に有料の博物館があり、ダイアモンド装身具と銀食器が展示されているようです。屋上には無料で上がれて、アムステルダム市街が眺望できるようです。帰国後分かったのですが、手遅れでした。行きそこなってしまいました。

MAS前での記念写真
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この中に港の事務所や通関があるのでしょうか?
 Willemdokの西側に、エスコー川が流れていました。この川岸を旧市街を目指して、南に歩きました。
エスコー川を行く運搬船
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遠くに見えるステーン城
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レッド・スター・ラインの乗船場跡の辺りから撮影しました。非常に大きな駐車場がありましたが、建物などは錆びてボロボロでした。現在は海洋博物館になっているようです。
早朝のステーン城
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ここから旧市街に入り、ロコックスの家に向かいました。
 ホテルの部屋からWillemdokの一部が見え夕方眺めていると、一隻又一隻と小船が入ってきました。沿岸や川を通ってきて、この港に停泊する船のように見えました。自分の船で観光をしているのでしょう。羨ましいような、面倒くさいような・・・。

 2017年6月アントワープに行きました。アントワープ聖母大聖堂と聖パウルス教会訪問との間に、肉屋のギルドとステーン城へ行きました。
 聖母大聖堂鑑賞とグロートマルクト散策後、グロートマルクト(マルクト広場)の北西端奥にある肉屋のギルドへ行きました。更に西に行くとステーン城がありました。どちらもグロートマルクトから徒歩5分の範囲内にありました。翌日朝再度行った際の写真と合わせて、投稿します。
        グロートマルクト(東)側から見た肉屋のギルド
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              肉屋のギルドでの記念撮影
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          中庭(北)側から見た肉屋のギルド
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            西から見た早朝の肉屋のギルド
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 外から見る限り「地味な古い建物」です。何故有名観光地なのか、観光案内書で調べてみました。中世時代ギルド制の為、アントワープで唯一肉が買えた場所のようです。地下で解体して、一階で販売していたようです。ギルド組合事務所が二階以上にあったのでしょう。何となく開放感の無い建物でした。
 現在は古い管楽器・鐘やその製造工程、機械治具などを展示する博物館になっているようです。
 肉屋のギルドの隣のブロックのアパートらしき建物に、ショーウィンドーが並んでいました。商店ではなく、ギャラリーのような感じでした。人形が飾られていました。販売目的とは思えない様子でした。趣味人が住んでいるのか?
        肉屋のギルド近くのアパートのショーウィンドー
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          ピエロ人形が飾られたショーウィンドー
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 肉屋のギルドから道一本西に歩くと、ステーン城がありました。城と言うほどの規模ではなく、屋敷か砦と言う感じです。ステーン城の向こう側は、エスコー川という広い幅の河でした。エスコー川を航行する船を見張るか、通行税を徴収するための建物のように思えました。現在は海洋博物館とカフェになっているようです。
        グロートマルクト(東)側から見たステーン城全景
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       グロートマルクト(東)側から見た早朝のステーン城
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            北西側から見た早朝のステーン城
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 早朝で良く分かりませんでしたが、手前の建物がカフェのようでした。観光案内書にこれらが取り上げられている理由が今一つ分かりませんでした。アントワープは教会と美術館以外、これと言った観光地が少ないのか?アントワープ中央駅とアントワープ動物園は立派でした。順次紹介していきます。

 2017年6月にアントワープへ行きました。美術館巡りの合間に、グロートマルクトを観光しました。このグロートマルクトの周りには、アントワープ聖母大聖堂、アントワープ市庁舎、ギルド・ハウス、ブラボー噴水(像)などがあります。文字通り、旧市街の中心です。
 アントワープ中央駅からは正面(西)へ真直ぐ歩いて、10~15分でグロートマルクトに着くと思います。道が曲がりくねっていますが、聖母大聖堂の高い塔が目印となります。
グロートマルクト(聖母大聖堂とギルド・ハウスを臨む)
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ベルギーの夏は曇りの天気が多かったと思います。地中海気候とは全然違います。今回投稿の写真は、二日に亘っています。一日目が晴れで、二日目が曇りでした。
グロートマルクト(聖母大聖堂を背中に)
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アントワープ市庁舎全景とブラボー像(噴水)
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アントワープ市庁舎中央部前景
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旗が一杯掲げられていました。EUの旗は分かりましたが、その他は余り良く分かりませんでした。EU加盟国国旗とベルギー国内州の旗でしょうか?
市庁舎前の記念撮影
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ギルド・ハウス前景
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ギルド・ハウス
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アントワープ聖母大聖堂
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グロートマルクトに面した店(元ギルド・ハウス?)
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グロートマルクト近くにあった巡礼の道の道しるべ
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 妻が見つけて大騒ぎだったので、写真に撮りました。スペインにあるサンディアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路の標識です。巡礼者は目印のホタテ貝貝殻を持って歩くそうです。TV等でこの巡礼を紹介する番組が時々放映されています。
サンディアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂(Wikipediaから)
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 サンディエゴは「聖ヤコブ」のスペイン語らしいです。聖ヤコブがローマで亡くなった後、遺骸がスペインに運ばれたとの伝承がありました。聖ヤコブの墓が発見され、遺骸を祀ったのがこのサンディアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂のようです。フランスからピレネー山脈を越えて行く巡礼路が有名なようです。
サンディアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路(Wikipediaから)
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 巡礼路は一杯ありますが、北東方面ではパリからの巡礼路が有名なようです。オランダからブリュッセルを通ってパリに行く巡礼路の枝道があるようです。それがアントワープ経由なのでしょう。アントワープにも聖ヤコブ教会があります。聖ヤコブを守護聖人としている人々は、一生のうち一回は巡礼したいと考えているようです。

 2017年6月にベルギーを旅行しました。ゲントとブルージュの美術館巡りを済ませ、ゲント・セント・ピータース駅からアントワープ中央駅に移動しました。
 移動した日はホテルで朝食とチェック・アウトを済ませ、トラムでゲント・セント・ピータース駅に移動しました。
ゲント・セント・ピータース駅全景(Wikipediaから)
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駅舎は古い建物に改修を加えたものでした。左側奥の時計塔とテラスのある建物に駅舎ホールがあります。宿泊したホテルは写真右手奥方向、旧市街は写真左の方向です。
駅舎ホール(Wikipediaから)
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自動券売機でキップを買いました。VISAカードが使えました。ゲント→アントワープの運賃(二等)は10ユーロチョットだったと記憶します。
ゲント・セント・ピータース駅ホームの時刻表
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白い時刻表が到着、黄色い時刻表が出発時間です。出発希望時間と行き先(停車駅)で適当な列車を選ぶと、到着ホームの番号も分かります。到着予定時間も分かります。
ゲント・セント・ピータース駅ホームの待合室
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日本にもありそうな待合室でした。
ゲント・セント・ピータース駅のホーム
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ゲント・セント・ピータース駅ホームから見た駅舎時計塔
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なかなか凝った建物でした。煉瓦作りですが角の部分には、飾り兼補強の焼き物か石のようなものが設置されていました。角の動物は防火か厄除けの意味があるのでしょう。
乗車直後のインター・シティー二等車内
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ゲントからアントワープはブリュッセルを通らずに1時間弱で行けます。月曜日午前9時過ぎの時間帯でしたが、車内は空いていました。到着駅や到着予定時間のパネル表示があり、安心して乗っていられました。
アントワープ中央駅に着く前の車窓
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自動車や自転車が多く止まっていました。ここから列車に乗り換えたのでしょうか?
アントワープ中央駅駅舎内部
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アントワープ駅舎前景
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非常に重厚で豪奢な建物でした。
アントワープ中央駅前の通り
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ホリディ・イン・エクスプレス アントワープ シティー・ノースに宿泊予約していました。中央駅から右手方向徒歩20分の位置で、朝食付き二人一泊料金が120ユーロ弱でした。前日まで無料キャンセル出来る料金で、リファンド出来ない料金なら100ユーロ前後だったと記憶します。主要な名所・旧市街から徒歩10分チョットのホテルです。正午前の時間でしたが、チェック・インさせてくれました。部屋に荷物を置いて、暖かい飲み物を飲んでから観光に出掛けました。
 ゴールド会員継続できる年間10泊突破の為、インター・コンチネンタル・グループの安いホテルを選びました。ホリディ・イン・エクスプレスはインター・コンチネンタル・グループで、朝食付き最廉価ブランドのホテルです。朝食ビュッフェがチョット寂しいですが、宿泊費が安いので良く利用します。朝食に暖かい料理は期待できません。標準的なのが、ゆで卵/ハム・ソーセージ/チーズ/トマト・キュウリ薄切り/果物/ジュース/ヨーグルト/パンなどと飲み物です。飲み物は一通りそろっています。コンチネンタル・スタイル プラス・アルファーという感じでしょうか。コーヒーや紅茶が暖かいので、数日続いても我々は十分耐えられます。紅茶用のお湯があるので、インスタント味噌汁という手も使えます。

 2017年6月にブルージュへ行きました。主目的はメムリンク美術館とグルーニング美術館鑑賞でしたが、旧市街も散策しました。散策途中での写真と情報を紹介します。
 朝9時頃ゲント・セント・ピーター駅発のインター・シティーに乗って、30~40分でブルージュ駅に着きました。駅舎は近代的で、駅前が広場になっていました。駅は旧市街の外にあり、帰る観光客やこれから旧市街に行く観光客で賑わっていました。
ブルージュ駅前景
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ブルージュ駅の前で記念撮影
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駅前広場の左端から旧市街に向かう道を進みました。旧市街境界の堀にある橋を渡って、旧市街に入りました。
旧市街の外周の堀(運河)
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旧市街に入った処の街路で
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旧市街の運河
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旧市街には運河が多く、橋を捜しながら進みました。
聖母教会を横から撮影
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聖母教会入館入り口の前で
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聖母教会はミケランジェロ作の「聖母子像」所蔵・展示で有名です。後ろの扉が、入館入り口です。観光客は入館料を払わないと入れないようです。ここでメムリンク美術館の場所を聞いただけで入館せず、記念写真だけ撮りました。
聖母教会の遠景
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旧市街内の様々な場所で、聖母教会の高い塔が見えました。道に迷った時は、この塔が助けてくれます。
 聖母教会から北東に歩いて、グルーニング美術館に行きました。
グルーニング美術館正門
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グルーニング美術館については次回投稿します。この正門前の道の反対側に蚤の市が出ていました。恐らく日曜日だったからだと思います。
グルーニング美術館前の蚤の市風景
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テントの奥にグルーニング美術館正門が見えます。
グルーニング美術館前の蚤の市風景
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骨董品と言うかガラクタというか、古いものが並んでいました。品定めしている人も増えてきました。
グルーニング美術館前蚤の市の買い物客
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北に向かって歩きました。
旧市街中心部に向かう道
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運河観光船の船着き場
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更に歩くとブルク広場/マルクト広場という旧歴史地区中心部に辿りつきました。
マルクト広場
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マルクト広場の観光馬車
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ヨーロッパ観光地定番の観光馬車も居ました。
ブルージュ歴史館
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ブルージュ鐘楼
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州庁舎
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サルバトール・ダリ博物館
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ブルージュ鐘楼の脇にあり、ダリの作品を展示しているようです。インターネットの評判では、展示作品数が少ないとの書き込みがありました。
マルクト広場近くのレース店のショーウィンドー
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衣料品店のショーウィンドー
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気になったお店
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何故か雰囲気がありました。二階の出窓も気になりました。
聖サルバトール大聖堂
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 前日に聖バーフ大聖堂で「ゲントの祭壇画」を見損なったし、まだゲント美術館も行ってなかったので、お昼過ぎにはゲントに戻ろうという事になりました。
ブルージュ中央駅のホーム
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ブリュッセル行きのインター・シティーで、ゲントに戻りました。

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