世界美術館巡り旅

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2017年08月

 2017年6月にクラクフ(ポーランド)に行きました。最大の目的は、レオナルド・ダ・ヴィンチ作「白貂を抱く貴婦人」を鑑賞することでした。観光案内やインターネット情報では、チャルトルスキー美術館改修中でヴァヴェル城で仮展示しているという事でした。ホテルのチェック・インを済ませて、早速ヴァヴェル城に向かいました。
白貂を抱く貴婦人(レオナルド・ダ・ヴィンチ作)
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 ヴァヴェル城はクラクフ旧市街の南西に隣接してありました。ホテルから10分程歩いて、ヴァヴェル城の下(東側)に着きました。
東から見たヴァヴェル城
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観光客が一杯いて、下の道路には白い観光馬車も居ました。
白い観光馬車
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ヴァヴェル城南側の道の入口門
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ヴァヴェル城南側の坂道を上っていくと、門がありました。この門を潜って、更に坂道を上りました。ヴァヴェル城南西端から、ヴィスワ川が見えました。ワルシャワで見たヴィスワ川が、ここまで流れて来ていました。
ヴァヴェル城南西端から見たヴィスワ川
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ヴァヴェル城の塔
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ヴァヴェル城中庭での記念撮影
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写真左側の後方(撮影者の背中側)に、チケット売り場の建物がありました。チケットを買う前にチョット不安を感じて「レオナルド・ダ・ヴィンチの絵はどこにある?」と売り場で聞くと、「無い。」との返事がありました。ビックリした顔を見せたからか、「インフォメーションへ行け。」と隣の部屋を指さしました。チケットを買うのを止めてインフォメーションに行くと、若い女性が居ました。「白貂を抱く貴婦人」はここにはなく、クラクフ国立博物館本館で展示されているとの事でした。歩いて行けるとの事で、地図も貰えました。ヴァヴェル城の入館は止めて、クラクフ国立博物館本館に向かうことにしました。ヴァヴェル城の北側の道が近道となるので、早速ヴァヴェル大聖堂の北側の坂道を下りました。
中庭から見たヴァヴェル大聖堂
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ヴァヴェル城北西端から見たヴィスワ川
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ヴァヴェル大聖堂と銅像
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ヴァヴェル城北側の道の門
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クラクフ国立博物館本館はクラクフ旧市街城壁西側500mほどの位置なので、この坂道を下って左に曲がって歩きました。
 帰国後インターネットで再度調べたら、「『白貂を抱く貴婦人』は昨年(2016年)クラクフ市が買い上げてクラクフ国立博物館本館で展示している。」という投稿が見つかりました。クラクフ観光の際は、ご注意ください。

 2017年6月に、ワルシャワとクラクフを観光しました。ワルシャワからクラクフへの移動は当初、LOTポーランド航空を使うつもりでした。所要約1時間で、運賃が10,000円くらいでした。その後ポーランド国鉄利用の可能性を調べたところ、時間的にも運賃も魅力的でした。
(1)飛行機での移動
   飛行場駅間移動時間と搭乗所要時間も合計すると、実質所要時間3時間強。
   運賃が約10,000円。
(2)ポーランド国鉄での移動
   ワルシャワ中央駅からクラクフ本駅まで所要時間が、2.5時間~4時間。
   割引運賃(2等車)が1,400円強から。

 国鉄が断然お得です。30日前からインターネット予約が出来、午前9:55 ワルシャワ中央駅発、12:18 クラクフ本駅(クラクフ・グローリー駅)着を予約・購入しました。座席指定の2等車運賃一人当たり1,400円強でした。
ワルシャワ中央駅ホームに入って来た乗車予定電車
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予想外の最新車両でした。ホームも近代的で綺麗でした。
列車(2等車)車内での記念撮影
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乗客が結構いました。乗車率50%強の感じか。
クラクフまでの列車の車窓
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車窓から見える景色は林/放牧地/畑で、あまり変化がありませんでした。
飲み物サービス
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僅か1,400円の運賃でしたが、コーヒーか紅茶の無料ワゴン・サービスがあり、お得感がありました。2時間半弱でクラクフ本駅に着きました。
クラクフ本駅建物(ポーランド国鉄HPから)
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 ホームに着いて直ぐ、駅の南側にでると本来の駅舎から出ます。駅の西側に大きなモールが隣接しています。私たちは、そちらの方から出ました。
クラクフスカ(モール)内部のエスカレーター
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クラクフスカ(モール)側出口
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クラクフスカ(モール)出口で記念撮影
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こちらの出口から出ると、向かい(西側)にはホテルの建物が並んでいました。出口を出て、斜め左方向にクラクフの旧市街があります。徒歩5分で旧市街に入ります。宿泊予定のホリディ・インは旧市街東側城壁の直ぐ外側です。城壁の外側の道を行くと徒歩15分程です。到着した日は道に迷って旧市街内に入ってしまい、ウロウロして30分近く掛かって到着しました。
 クラクフの宿はホリディ・イン シティ・センターを、溜まったポイント(無料)で2泊予約しました。1泊が15,000ポイントで、他のホリディ・インより少ないポイントで泊まれるのでそうしました。
ホリディ・イン シティ・センター前景(ホテル公式HPから)
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ホリディ・イン シティ・センター玄関(ホテル公式HPから)
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 チェックインしたところ、ゴールド・プレミアム会員という事で部屋を(エグゼクティブ・ルームに)アップグレードしてくれました。普通の部屋より広めの部屋でした。
宿泊した部屋(エグゼクティブ・ルーム)
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更にチェックインした日の夕方、若い女性二人が「ウェルカム・フルーツ」を部屋に届けてくれました。
ウエルカム・フルーツとお菓子
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お菓子の皿にはマカロンも入っていて、妻も大喜びでした。チェックアウトの際には、朝御飯も(ゴールド会員だということで)10%値引きされました。無料で泊まったのに、部屋のアップグレード/果物・お菓子サービス/朝食10%引きと大満足でした。
 このホテルは会議室が充実していて、パーティーも出来るようです。到着した日には、退役軍人会のパーティーらしきものをやっていました。朝食では、ツアーの日本人の方々にも遇いました。

 2017年6月にワルシャワに行きました。ワジェンキ公園のショパン・モニュメントを見て、公園内の林の間を東に歩くとワジェンキ王宮(夏の離宮)に辿りつきました。かなり寂れた感じでしたが、逆に静けさが好ましいものでした。
 公園の中を進むと、先ず離れや花壇が見つかりました。
ワジェンキ公園内の林
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ワジェンキ公園内の離れ
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ワジェンキ公園の花壇
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ワジェンキ王宮
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ワジェンキ王宮前庭と南側の池
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ワジェンキ王宮前庭の彫像
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ワジェンキ王宮前庭の彫像
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ワジェンキ王宮に居たクジャク
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王宮に何故か一羽だけ孔雀が放し飼いされていました。尾羽を広げてくれないかと暫く見ていたのでしたが、ダメでした。
ワジェンキ王宮北側の彫像
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王宮の脇を通り抜けると、北側にも大きな池がありました。池には魚影があちこちに見えました。池の北側に出ると広めの公園内の道が東西に走っていました。男女の学生がグループで走っていました。体育大学らしきグランドと建物が隣接していました。西に歩いて地下鉄の駅まで戻りました。

 2017年6月にワルシャワ観光した際、ショパン・モニュメントで有名なワジェンキ公園に行きました。徒歩で行くことも考えたのですが、片道1時間以上掛かりそうなので地下鉄を使いました。ホテルから徒歩5分程のシフィエントクシスカ駅から乗ってポリテフニカ駅で下車、更に東に10分程歩いてワジェンキ公園に到着しました。
シフィエントクシスカ地下鉄駅出入り口で
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ホームに入ってくるワルシャワ地下鉄電車
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ポリテフニカ地下鉄駅出入り口
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ショパン・モニュメント
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ショパン・モニュメントで記念撮影
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ショパン・モニュメント周り
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池の向こうにはベンチが沢山並んでいました。「ショパンの夕べ」という音楽会がここで、時折開催されるようです。
ショパン・モニュメント近くの花壇
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ワジェンキ公園に居たリス
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ワジェンキ公園内の林の中を東に歩いて行くと、ワジェンキ王宮(夏の離宮)にたどり着きました。その際の写真を、別途投稿します。

 2017年6月にワルシャワを観光しました。クラクフ郊外通りを南に10分程歩くと、新世界通りと名前が変わります。ちょうどその辺りの右側に、聖十字架教会がありました。その向かい側(通りの左側)にはコペルニクスの像がありました。
コペルニクスの像
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予想以上の美男子コペルニクス像でした。像の東側が小さな公園になっていました。東に向かって少し歩くと、コペルニクス・サイエンス・センターが見えてきます。
コペルニクス・サインセンス・センター前での記念写真
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コペルニクス・サインセンス・センター前での記念写真
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博物館兼科学啓蒙施設のようです。
 コペルニクス・サイエンス・センターから南に10分程歩くと、左手にシフィエントクシスキ橋が見えてきました。
ヴィスワ川とシフィエントクシスキ橋
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シフィエントクシスキ橋の西側たもとに公園がありました。ここに有名なワルシャワの人魚像がありました。
人魚像
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人魚像の前での記念写真
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コペンハーゲンの人魚姫とは違って、物騒な男性格好の人魚でした。歴史地区市場広場にも人魚像があるそうですが、見逃しました。余り目立たないところにあったのでしょうか。
ヴィスワ川観光船とポニャトフスキ鉄橋遠景
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ワルシャワ中央駅(ホテル)方面に歩くと、ショパン博物館がありました。他の観光地からチョット離れた位置でした。
ショパン博物館
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ショパンとコペルニクスがワルシャワの二大偉人なんでしょうネ。二人に因んだ名所・史跡が一杯ありました。

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