ダブリン(アイルランド)にはアイルランド国立美術館がありますがダブリン市立美術館もあり、ダブリン・シティー・ギャラリーと呼ぶらしいです。こちらの所蔵作品などを調べてみました。所蔵品などの紹介をします。
ダブリン・シティー・ギャラリーの前景(Wikipediaから)
イメージ 1
 この美術館には、Hugh Laneのコレクションの逸話があるようです。ダブリン産まれのHugh Laneは個人収集家で、絵画コレクションの遺産がありました。公証人が立ち会った遺書には、それらをロンドン市に寄贈するとありました。その以降にもう一度遺書を書いていて、「ダブリン市に美術館が無い限り、コレクションをロンドン市に寄贈する。ダブリン市に美術館が出来たら、そちらに寄贈する。」と書き直されました。ただし公証人立ち会いではなかったようで、どちらが有効かで揉めたようです。
 ロンドン市に寄贈されましたが、その後ダブリン市立美術館を造ったことで訴訟騒ぎになりました。1993年に39作品中31作品をダブリン・シティー・ギャラリーに返還することで和解しました。古い図鑑では、ルノアール作の「パラソル」は、ロンドン・ナショナルギャラリー所蔵となっています。
ヒュー・レイン卿の肖像(ジョン・シンガー・サージェント作)
イメージ 2
生前にコレクションの一部をダブリン市に寄贈して、サー(貴族)の称号を与えられたようです。続いて返還された作品を紹介します。
パラソル
(ピエール・オーギュスト・ルノワール、1878~85年作)
イメージ 3
エヴァ・ゴンザレスの肖像
(エドゥアール・マネ、1870年作)
イメージ 4
エヴァ・ゴンザレスはマネに弟子入りして、絵の手ほどきを受けた画家です。
夏の日(ベルト・モリゾ、1879年作)
イメージ 5
ルーヴシェンヌからの眺め(カミーユ・ピサロ、1869~70年作)
イメージ 6
これ以降は従来からあった所蔵・展示品です。
チュイルリー・ガーデンの音楽(エドゥアール・マネ、1862年作)
イメージ 17
ジョン・エドワーズの肖像(フランシス・ベーコン作)
イメージ 7
以降の写真はアイルランド人画家のようで、余り知らない名前です。
展示の様子(公式HPから)
イメージ 8
展示の様子(公式HPから)
イメージ 9
China and Japan(William Orpen作)
イメージ 10
Grayscale(Elizabeth Magill作)
イメージ 11
中庭の子供(ルイ・ル・ブロッキー作)
イメージ 12
郊外(フィリップ・ガストン、1960年代作)
イメージ 13
ルイ・フート夫人の肖像(ジョージ・ワッツ、1857~58年作)
イメージ 14
南向きの窓(Louis le Brocquy作)
イメージ 15
自画像(フランク・オメーラ、1884年作)
イメージ 16
まだ名品があるように思えますが、インターネットで見つかったのはここまでです。これから先は、訪問しないと分かりません。